日本伝統のはえ縄漁法で、長さ200キロの幹縄に枝縄3,000本を付けて釣り、マイナス60度で急冷、マイナス55度の冷凍庫で保管する。
船は350~500トンの大型船で、乗組員は20~25人。漁労長、船長、機関長、通信長など幹部職員と甲板長、冷凍長、操機長などの職長が1名ずつ。そしてベテランの乗組員が操機手(機関部)、操舵手(甲板部)を務める。乗組員には外国人も多く、インドネシア人、キリバス人などさまざまな顔ぶれも見られる。1回の航海が10ヶ月にもおよぶこともあるが、その間外国の港に入港する楽しみもある。最近はWi-Fi搭載船も増えておりLINEなどで日本の友達や家族とリアルタイムに通信することもできるようになってきた。