沿岸漁業タコつぼ漁 岩陰にひそみしがみつくタコの習性を利用した漁法。 漁法 小型の船に2人1組で乗り、1人が舵を取り1人が海中にタコつぼを投げ入れていく。つぼは約60個で1セットになっており、これにカニなどのエサを入れ、タコつぼの口が海底に向くようして10〜20セット仕掛け、ほぼ1日おきにかかっているかを見に行く。揚げるときにはローラーを使ってまきあげていく。仕掛けは、小さなイイダコなどには小型のつぼを使ったりアカニシなどの貝類を使うこともあるが、大きなミズダコの場合はタコ箱と呼ばれる箱を使うなど、種類によって異なる。かつて、つぼは素焼きだったが、最近はコンクリートかプラスチック製で、タコがかかるとフタが閉じるものもある。 魚種 マダコ、ミズダコ、イイダコ 漁業のこと、漁師さんのこと、もっと学ぼう!