海高ナビ|全国の水産高校の魅力発信!@umi_kou_navi

海が好き!魚が好き!船が好き!そんな生徒が集まる水産高校を応援するInstagramアカウントを開設しました。
その名も「海高ナビ」@umi_kou_navi

全国の水産高校の魅力を発信!海と魚の高校ナビ

漁業が海業としての役割を広げている中、このアカウントでは水産高校を「海高」として、海・魚・船・マリンスポーツ・魚食など幅広く発信します。
『まずは水産高校を身近に感じて欲しい!』
『海の魚と船の高校ならではの普通高校にはない魅力を伝えたい!』
実は水産高校って漁師になるための高校だけではないんです。

水産高校と漁師.jpがタッグを組み、高校のリアルな情報を届けるInstagramアカウントを目指しています。

「水産高校って実習が多くて楽しい」

「昔はヤンキーが多かったけど今はそんなことなくて目標をもって入学する子が多い」

「ハワイまで行った長期航海は一生の思い出であり自信が持てた」

「先生との距離が近くて保護者も安心」

そんな声を色々なところで聞きます。

実際のところどうなの?

ぜひ海高ナビのInstagramアカウント @umi_kou_navi をフォローし、水産高校から直接投稿されるリアルな情報をみてください。
そして、いいね👍投稿の拡散などにもご協力ください!

#海高ナビ #水産高校を守ろう! 

▶「海高ナビ」への参画

≪水産高校様≫
参画を希望される水産高校様は一度漁師.jpまでご連絡ください。内容についてご説明します。
≪水産高校OBの皆様≫
母港である水産高校をこの先ずっと存続させるために海高ナビの拡散にご協力ください。
そして投稿にご協力いただける方は漁師.jpまでご連絡ください。

少子化などの影響で水産高校への入学者数が年々減少しています。
また、それに伴い水産高校卒業生の進路のひとつである専攻科の生徒確保も厳しくなっています。
こうしたことから水産高校が近隣の高校と統合するケースもあり、このままだと存続が難しくなる可能性が課題とされています。

水産高校がなくなると大型船の船乗りを養成できず食料の安定共有や船の輸送など、様々なところに支障をきたす可能性があります。

海校ナビはそんな課題解決に取り組む漁師.jpが運営しています。

漁師.jpでは水産高校への入学を検討している中学生とその保護者などとの進路相談も行っています。
お気軽にご連絡ください。

漁師jp|一般社団法人全国漁業就業者確保育成センター

お礼及びご報告【能登半島応援プロジェクト】


1月24日に立ち上げた漁師.jp 能登半島応援プロジェクトは、当初予定より1ヶ月延長しておりましたが9月末を以って終了させていただきました。

たくさんの方々にご支援いただき、心から感謝申し上げます。
お陰様で石川県漁協様にお送りする義援金が目標の100万円を超え1,064,910円となりました。

3月13日と本日10月1日の2回に分け、石川県漁協様の義援金口座に送金させていただきましたことをご報告いたします。

プロジェクトとしての活動は終了しますが、能登半島で新たな被害が発生していることから今後もグッズ販売とそれに伴う募金活動は継続させていただき、石川県漁協様にお届けさせていただきたいと存じます。

※サイズによっては在庫がなくなっています。ご希望の方は早めにお申し込みください。
※発送は入金を確認次第となります。

プロジェクトに賛同いただいた皆様から、温かいメッセージが届いており、その多くが被災地の思い、そして漁師さんへの応援の声でした。こうした声に私たちが励まされ少しでも多くの義援金をお届けしたいと取り組んで参りました。

被災地域の皆様の一日も早い復興復旧を心よりお祈り申し上げます。

漁師.jp一同

漁師.jpの研修制度:漁村での貴重な経験

こんにちは!漁師.jp馬上です。
【漁師.jp流研修制度】

「漁村に1週間滞在し、色々な経験をすることで今後の業務に活かそう」と昨年からスタッフ研修を始めました。
詳しい研修の経緯は過去のお喋りnoteに書いているのでこちらをご覧ください。

昨年、スタッフふたりが行ってきた報告は下記からご欄ください。
岩手県内での研修|inoko
愛媛県内での研修|kitai

今年は先陣を切って私が研修初参加🙌

最近の私の訪問先はInstagramのストーリーでの投稿で投げかけて決定することが多いです。
ストーリーは24時間しか表示されないのでたまたま見かけた方がDMを送ってくれて、調整がつけば寄らせていただくという感じなのですが、今回は北海道広尾町でこの時期は昆布漁師をしている保志弘一さんから声をかけていただき昆布漁研修となりました。

2023年の全国青年・女性漁業者交流大会で農林水産大臣賞を受賞した保志さんですが、研修が決まるまで面識はなく広尾町に着いて初めてお話をさせていただきました。

保志さんのこれまでの取り組みはくらしごとさんの≪こちら≫の記事に詳しく書かれています。

お会いするなり
「自分、結構まどろっこしい取り組みをしているんで!」からキレキレなトークが始まり、
「漁師っぽくないな~」というのが私の第一印象でした。

ちょうど同じ時期に東京海洋大学と北海道大学の学生さんで構成される「水産人カレッジ」のメンバーが10人ほど広尾入りしたこともあり、息子世代の学生さんとの5日間となりました。

初日はみんなで居酒屋さんに行き、自己紹介からはじまりました!

漁業権の関係もあり船での昆布漁や浜での「拾い昆布」をすることはできませんでしたが、保志さんがお父さんと採ってきた昆布を「おかまりさん」と呼ばれる昆布漁の陸周りの仕事をするみなさんに教えていただきながら学生さんと一緒に昆布を干したり、運んだり、収穫後の工程に手間暇のかかることを体感しました。

朝、7時ぐらいから昆布を干すと午前中でいったん仕事は終了、3~4時間ほど経つとパリパリな昆布になります。

乾燥したら、まとめてカットし倉庫に収納していくという単純な作業ではありますが、スピードとお天気と睨めっこしながら、質の良い昆布に仕上げていくのは簡単ではなく、スーパーに並んでいる昆布の価格が高いことに納得しました。

最近、「適正価格っていくらなんだろう」って思うことが多くあります。

色々なものが値上げし消費者にとっては苦しいことですが、生産者にとってはむしろ今までが安すぎたんじゃないか。

さんまの値段が1匹100円ってそもそもそれが適正価格ではなかったんじゃないか。でも一度安くなると消費者はそれを超える価格になった時には「高い」と感じてしまいます。

AIで適正価格を割り出してスーパーでの販売価格を決められたらどうなんだろう。。。

話を研修に戻すと、広尾町に滞在した5日間では保志さんから色んな方を紹介していただきました。
地域の漁師さんに話を聞いたり、広尾町を抜け出して車で30分のことろにある浜大樹漁港に秋鮭定置の水揚げを見に行ったりしました❤

漁業現場は朝が早いから早朝から夜まで1日フル稼働で、美味しいお寿司をいただきながら話をしたりと充実したで日々となりました。

その中でも私が一番印象に残ったのは昆布漁師のご家族からの話でした。
どこにぶつけたら良いかわからない話というかそんな話をしてくれたのが嬉しくもあり、深かった…

漁業の色々な課題がある中でこうしたご家族の声ってなかなか東京まで届くことはないけれど、漁師の数より多いご家族や周りの方々に寄り添うことって大事な部分なんだと思います。
私たちが簡単に解決できることはないけれど、この先漁師.jpができることを考えていく上での貴重な時間となりました。

この5日間は私にとってはこれまでの答え合わせであり

これからの原動力となりました。

昆布漁は獲れたてのお魚をお刺身で食べられる!みたいな楽しみがなかったけど、一緒に研修していた学生さんと切れっ端の昆布をつまみ食いしたのがホントにホントに美味しい!

学生さんたちは漁村体験を通じて漁業の現状や課題について学び、隙間時間を使って、食料調達のためにも釣りをしたり、牧場に行ったり北海道を満喫していました。

次世代を担う世代のこうした漁村での体験は、漁師を増やすところまでいかなくても応援してくれる人になることは間違いありません。

漁師さんにとって、自分のところで雇い入れる訳ではない学生さんをこのように受け入れることは、大変なこともありますが、水産大学の学生さんに限らず全国にこうした受け入れが増えるといいなと思いました。

「ワーケーション」という働き方が注目を集めている今、漁師.jp流研修制度はリフレッシュと漁村を知る意味も含めとても良い制度だと我ながら思いました。
どこでも仕事ができる時代なので、学生さんと一緒に釣りに行きたい気持ちをグッとこらえ、溜まったメールの返信をしたり電話をしたりして普通に業務をこなすことができました。
うみねこの声をBGMに仕事するのも悪くないですね!

これまで日帰りか1泊での出張で各地を訪問させていただいていましが、東京にいて議論だけしているより少し長く滞在してその土地のものを食べながら時間を気にせず話をする。

5日間という長いようで短い期間は充実した日々となりました。

保志さんを始めお会いできた皆様に心から感謝致します❤

漁業人材デザイナー 馬上敦子

【漁業就業支援フェア2025冬 開催決定】

漁業就業支援フェア追加開催が決定いたしました。
詳細は随時「漁師.jp」Webサイト内【フェア情報】ページ、漁師.jp各公式SNSにて更新していきます。

漁師.jp公式SNS ぜひfollow&checkをお願いします!
LINE▶▶▶@394cmvoc
Instagram▶▶▶@ryoushijp
X(旧Twitter)▶▶▶@ryoushi_center
Facebook▶▶▶@ryoushijp
TikTok▶▶▶@ryoushijp
YouTube▶▶▶@jp-ryoushi

大阪会場:2025/2/15(土) OMMビル
東京会場:2025/2/22(土) 大田区産業プラザpio

都会のこどもの夏休み

お疲れ様です!漁師.jp馬上です。
暑い暑い夏がほんの少し和らいだところでゲリラ豪雨や台風接近と自然への恐怖がなんだか日常的となった日本列島。
そんな自然と毎日向き合っている漁師さんには頭が上がりません。。。

 【出張こども霞ヶ関】

うちの子の学童時代は毎日毎日校庭でサッカー三昧だったのに、ここ数年暑すぎて校庭が使えないとはなんとも残念な都会の夏休み…
ここぞとばかり、こども霞が関見学デーで使った残りの大漁旗を持って横浜市の学童保育所に行ってきました!

・大漁旗を前に考え込む子
・この漢字を活かしたいからどうしたらいい?って相談してくる子
・これ使いたい!とハドメをどうにか活用しようとする子

クッションカバーもエコバックもかわいく出来上がりました。
外遊びが好きな子の中には苦手な制作だった子もいたかもしれないけど、出来上がったモノを手に嬉しそうな姿はこちらも元気が出ます。

早速使っている姿は嬉しい!
そしてこの寛ぎ感、家同然!

ある1年生の男の子がセンスのいいランチョンマットを作ってくれました!
帰宅してお母さんに大喜びで報告してくれたそう。お母さんから写真を送ってもらいました。
おしゃれ~~♪天使の羽みたい~
給食始まったら学校で使えるかな♪

今回、えひめ担い手協議会さんを通じて真珠養殖の漁師さんからちょっと個性があり出荷できない真珠をいただいたので持っていきました。
「真珠も漁師さんが作ってるんだよ」と言ったらみんなポカンとしてました。

そして、、、

「これってガチ真珠なの???え?めっちゃキレイ!!何か作りたい!」
「クマさんの真珠見つけた♡」

制作後の端切れを利用して作ったシュシュにも✨✨

真珠マジック!!すごい高級感でました✨✨

シュシュに興味を示さなかった男子に
「お母さんとお姉ちゃんに作ってあげたら喜ぶんじゃない?」と提案したら俄然やる気が出て二つも作っている優しい高学年の子がいました。
興味がないんじゃなくて作るきっかけがなかっただけだったんだね!

最後にリーダーの子から感想をいただきました。
「これまで漁師さんについて考えたこともなかったけど、これからは感謝してお魚を食べようと思いました。」 と…

お魚大好きって子もたくさんいて、回転寿司大好きなこどもたちだけど、なかなか漁師さんがいてお魚が食べられるところまで考えられる子は少ないような気がします。
そりゃあ横浜に住んでて漁師に興味がある方がレアですよね。

「大好きな回転寿司に玉子しか回らなくなったらどう?」って聞いたら、みんな顔つきが真剣になりました。

興味を持つきっかけを作ってあげること、大事ですね。

先日行った高校生との座談会でも
「どこか遠くの誰かが魚を獲ってるぐらいにしか思ってなかった」
という発言があったけど、食べられることが当たり前だし、勉強や習い事、スマホもいじらなきゃいけない忙しいこどもたちにとって生産者にまで目を向ける時間なんてないのは仕方ないこと。

今、スーパーには
『お米の入荷予定はありません』
という張り紙が貼ってあり「米不足」を痛感します。
なくなって初めて気付くのではなく、自然相手の一次産業は自助努力だけではどうにもならないことも多い中頑張っている人がいることを、こんな取り組みを通じて知ってもらえたらなと思ってお話しています。
「漁師の仕事の授業します!」では人が集まらないなら集まるイベントをして、その中で少しだけ漁師の話を聞いてもらう、そんな詐欺みたいな作戦だけど案外こどもたちはちゃんと聞いてくれていました。

コロナが始まった2020年。私は、「水産高校に行かれなくなってどうしよう」となりました。
突然小学校は休校になり急遽こどもたちは朝から学童に… とはいえ狭い部屋の中で外出もできず、感染したらと思うと不安しかなかったであろう学童でしたが、その時にも実はお邪魔させていただき
「漁師の仕事!知る授業」をさせていただきました。

漁師になる人を増やすことに繋がるかわからないけれど、ひとりでも多くのこどもに「漁師」という職業があることを伝え応援してもらえたらイイ!
この夏は約120人のこどもたちに漁師についてちょっとだけですがお話ができました。

保護者や学童関係者を含めると200人を大きく超えています。
その中でもし一人でも漁師やそれに関わる仕事に就いてくれたらこんな嬉しいことはないですね!

ちなみにこの学童、アルバイトやボランティアに数年前に卒所した高校生や大学生がたくさんいてこどもたちの遊び相手となっています。
大漁旗リサイクルもテキパキと手伝ってくれて低学年の女子のシュシュ作りに部活で日焼けした逞しい高校生のお兄さんが真剣に手伝っている姿は微笑ましかったです。
そして良いところにはこうして人が集まるんだなあ~となにやら通じるものがありました。

イベント後、高校1年生の男の子がどうしても欲しいと持ち帰った1枚
ちゃんと使ってくれるならという条件でプレゼントしたら・・・

自分の部屋の暖簾にしたかったそう(笑)

都会のこどもの夏休みの思い出になればそれで良しです!
こんな機会をいただいた学童の皆様!そして、素敵な大漁旗や真珠の寄付をありがとうございました!!

小学校のころから年下の子に慕われてしっかりものの女子だったけど、今も何も変わらず大人気のお姉さんでママになったAYAKOと記念撮影✨

コースター30枚作って前のバイト先の居酒屋にあげるんだと作り始めたら小学生がみんなで手伝ってました。

こどもたちとの素敵な時間に感謝!
漁業人材デザイナー 馬上敦子

\【ブースコンテスト】漁業就業支援フェア2024 結果発表/

7/27大阪会場をもちまして、漁業就業支援フェア2024全日程が終了しました。
会場に足を運んでいただいた皆様、ありがとうございました。

各出展者の魅力が来場者に伝わり、面談数がアップすることを目指す為に今回初めて【ブースコンテスト】を実施しました。

来場者、出展者皆様に投票権があることを呼びかけさせていただきましたが3会場併せて投票数が92票と投票率が17%と大変低くなりましたが、熱いコメントを書いてくださった方もいらっしゃいました。ありがとうございました。
※投票権の数は来場者と出展団体数で試算

1:装飾部門
バックパネル等、装飾の工夫
来場者に伝わりやすいメッセージや説明の掲示物

2:雰囲気部門
出展者の笑顔や姿勢

上記2つの部門に分け、来場者、出展者、関係各者に上位3つを選んで投票していただき、

1位・・・3点
2位・・・2点
3位・・・1点
で集計し、会場、部門毎にランキングしました。

↓↓↓ その結果がこちら ↓↓↓

【福岡会場】


1位2位3位
ブースNo出展団体名ブースNo出展団体名ブースNo出展団体名
装飾部門19東洋漁業株式会社50北海道漁業就業支援協議会30大分県漁業協同組合 佐賀関支店
雰囲気部門19東洋漁業株式会社2藍島地区漁業集落1順徳丸
20株式会社伊藤商店29大分県漁業協同組合 中津支店
50北海道漁業就業支援協議会

【東京会場】


1位2位3位
ブースNo出展団体名ブースNo出展団体名ブースNo出展団体名
装飾部門A01キタテツ北山漁業部A03北海道漁業就業支援協議会E12神奈川県漁業協同組合連合会
雰囲気部門B01青森県漁業就業者確保育成センターA01キタテツ北山漁業部A04共同船舶株式会社
E12神奈川県漁業協同組合連合会A09東京フィッシャーズナビ

【大阪会場】


1位2位3位
ブースNo出展団体名ブースNo出展団体名ブースNo出展団体名
装飾部門5邑久町漁業協同組合73北海道漁業就業支援協議会51福井県新規漁業就業者支援協議会
雰囲気部門5邑久町漁業協同組合8愛媛県漁業協同組合73北海道漁業就業支援協議会

福岡会場の東洋漁業さん、大阪会場の邑久町漁協さんはなんと装飾、雰囲気の両方の部門で1位を獲得しています。

やはりパッと見て鮮やかだったり豪華だったりする装飾は”明るそう、楽しそう”という好印象に繋がり、下を向いて携帯をいじっているより、こちらを見てにこやかで居る人の方に”話を聞いてみたい”と感じると高校生の座談会でも意見がありました。

実際に上位獲得した出展者は、皆様ある程度の数の来場者と面談ができているという結果にも繋がっていました。

今回のブースコンテストの開催は水産庁の担当官と
「面談数の少ないブースがどうしたら面談数を上げられるか」を相談する中で、こうした企画になりました。
次回出展する際には来場者に配布するパンフレットに書く内容と併せて、ブースの見せ方についてご検討いただけたら幸いです。

皆様にはご負担をおかけしてしまいましたが、運営側として嬉しかったのは、上位獲得した出展者も惜しくもランキングには入れなかった出展者も、今回のブースコンテストに向けて”楽しんで準備”をしてくれていた出展者を多くお見受けしたことです。

その一生懸命な姿勢が出展者の魅力として来場者に伝わり、一人でも多くの漁業就業希望者との出会いのきっかけになれば嬉しく思います。

ランキングには登場していませんが、初めての出展となった「山形県漁業経営・就業支援センター」さん。
フェアの少し前にお邪魔する機会があり、初出展ということもあり諸々アドバイスさせていただきました。
大漁旗やポスター、地図、また来場者へのプレゼントなどたくさん用意しフェアに臨んでくれました。

面談数にも繋がっていたようで、嬉しく思います!

漁業就業支援フェア2024 出展団体の求人情報を掲載しました

漁業就業支援フェア2024夏、7/27の大阪会場をもちまして、無事全日程を終了いたしました。
会場に足を運んでいただいた皆様、ありがとうございました。

今回のフェアに出展した出展団体の求人情報を、9月末まで掲載します。
※フェア当日、来場者の皆様に配布したパンフレットと同じ内容となっています。
※事前ヒヤリングの際に「掲載不可」と回答された団体は掲載がございません。

▶▶▶確認はこちらから◀◀◀

【こども霞が関見学デー】大漁旗に囲まれた部屋で!

KITAIです🐡
毎日まいにち暑いです・・・
気を抜くとすぐ熱中症になりそうですね。皆様本当に気を付けていただきたいと思います。

さて、8月7日と8日の2日間、各省庁が連携して開催された、【こども霞が関見学デー】に農林水産省内でのブースをいただき、「漁師の仕事!知る授業 自由研究大作戦!」開催してきました。

水産庁の漁政部企画課漁業労働班の方たちのお力も借り、1日目、2日目合わせて6回分、整理券をもらってまで来てくれる小学生たちとの時間を過ごします。

前日から会場入りし、装飾や道具などを準備する様子はまるで文化祭!
中学生ぶりのこの空気感に、KITAIのテンションはmaxでした。
(高校生のときは、部活優先で強化部は参加させてもらえず・・・)

鮮やかな部屋になりました!

「使わなくなった大漁旗を譲っていただけませんか」いろいろな会社の船主さんにこうお願いして、快くお譲りいただいたのが、これらの大漁旗です。
小学生の制作に使用するので切ってしまうけれど、「捨ててしまうよりは再利用で生まれ変わった方が嬉しい」と言ってくれました。なんて温かい・・・
協力的な方々に、私たちは支えられています。

◆1時間目は、漁師さんや大漁旗について知ってもらう社会の授業

「漁師さんの仕事って普段見ることはできないけれど、日本文化になくてはならない存在だよね」
そう伝えると、みなさん”うんうん”と大きく頷いてくれていました。
今一度、誰のおかげで大好きな魚が食べられているのか、水族館で魚を見ることができるのか、考える機会になってくれたら嬉しいですね。

参加してくれた小学生やその親御さんも大漁旗を見るのは初めてだという方が多く、部屋の中の写真を撮っていました。
中には大漁旗がどのような使われ方をしているかを知っている子も!

◆2時間目は、大漁旗を使ってバッグやエプロンなどを制作する図工の授業

自分で好きな布を選んでもらい、みなさんが作りたいものを作りました。

エコバッグやエプロンなど大きいものを作りたい子から、シュシュやカードケースなどの小物を作りたい子まで。
一緒に参加してくれている親御さんと、私たちスタッフがサポートをします。
シュシュの作り方、教え方は水産庁のお兄さんたちがマスター(笑)

洗濯もできる強力な両面テープを用意しており、なるべく簡単にできるよう用意をしていましたが、針と糸を使って縫っている子も!
中には疲れてしまい、お母さんの自由研究になっている親子もいました(笑)

布の色も柄もバラバラで、中にはとてもシンプルな布もあったりと、少し心配していたのですが、こちらがびっくりするくらいみなさん素敵なものを仕上げてくれていました!
出来上がったときのみなさんのキラキラとした笑顔!(と、お母さんの達成顔)
こちらまで嬉しくなり、たくさん写真を撮らせてもらいました。

馬上さんとおそろいのエプロンを作成した子も!!!

結果、6回分の授業すべてほぼ満席!
「楽しかった!「ありがとう!」と言って帰ってくれる子が多く、もう大満足です!!!

正直、最初から『漁業に興味がある』『漁師さんを応援している』という子は少数でした。
鮮やかな布で物を作れるということに惹かれて、来てくれた子の方が多いと思います。
それでも今回この授業に参加して、例えばこの先スーパーや水族館で魚を見た時に「この魚たちは漁師さんが頑張って獲ってきてくれたんだな」と、授業のことを思い出してくれたら嬉しいです。

そうやって【漁師のファン】を増やしていく。それが私たちの目標です。

大きなトラブルもなく、疲労感は否めませんが(笑)それすらも軽く吹っ飛ばしてしまうほど、楽しい時間を過ごしました。
来年も呼んでもらえるよう、また1年頑張っていきます!

ありがとうございました!
漁師.jp🐡KITAI

\Team 大漁旗/

こども霞が関見学デーに初参加します

今週は農水省で行われる「こども霞が関見学デー」に出展します!

漁師の仕事!知る授業自由研究大作戦と題し、
1時間目はこどもたちに漁師を応援してもらえるようなセミナー、
2時間目は大役を果たし終えた大漁旗を使ってオリジナルグッズを制作するワークショップとなっています。参加したこどもたちが楽しみながら自由研究を終わらせられる企画をご用意してお待ちしています。

【詳細】

  • 日にち: 8月7日(水)、8日(木) 
  • 時間:10:30~12:00 13:30~15:00 15:30~17:00各日3回計6回開催
  • 場所::農林水産省8階第18会場
  • 対象::小・中学生・幼児等(原則として保護者同伴)各回15名
  • 参加費: 無料
  • その他:参加希望の方は各授業開始30分前に整理券を配布します。
    整理券配布場所は農水省8階本館南側エレベーター前

[その他]

当日農水省内で様々なプログラムが開催されています。また、他省庁でも同様の見学デーを開催していますのでぜひ霞が関にお越しください。

水産庁の担い手担当職員の皆さんとたくさんの方にお会いできることを楽しみにお待ちしています♪

漁師フェア2024 女性漁師トークショー

漁師の仕事!まるごとイベント漁業就業支援フェア
夏の3会場が終わりました。
漁師.jp馬上です。参加いただいた皆様、ご協力いただきありがとうございました。

≪結果≫
福岡 出展53団体 来場者53名
東京 出展80団体 来場者174名
大阪 出展73団体 来場者89名
来場者合計316名

全会場で来場者が伸び悩み、主催者としては皆様に多くの面談の機会が用意できなかったことについて大変申し訳なく思っています。

コロナの前、東京会場だけで450名が集客できたころに少しでも近づけるよう今後も努力していきたいと思います。
PRについて、出展団体の皆様や㏚パートナー様からもSNSでの発信やポスターの掲示などにご協力いただき心より感謝申し上げます。直前には多くの方がSNSで投稿してくださったり、
「もっとポスターやチラシを送ってくれたら頼んでくる」
といった連絡もいただき、そうしたひとつひとつの行動が私たちの励みになりました。

全国規模の漁師の就職イベントは日本唯一であり、それを私たちが担わせていただいていることは責任重大です。
このイベントが20年続き、私がまだ漁師の右も左もわからないころから色々な方に協力いただきここまでやってきて、今はやっと🔰マークが取れたぐらいなスタッフ2人と準備してきました。
通常この規模のイベントであれば、運営のほとんどを業者さんに委託し、主催者は指示と確認だけするのでしょうが漁師.jpはあえて極限まで外部委託せず、かなりの部分を自分たちでやるようにしているので4月からずっと緊張感のある事務所でした。
次への課題はありますが、来場者が少なかった以外はやり残したことはなくブースコンテストやセミナーの開催など新しい取り組みもしました。

今回開催したセミナーは下記のとおり。
≪東京≫
●遠洋マグロ船の渡木一等航海士の本音トークセミナー
≪大阪≫
●邑久町漁協(岡山県)持続可能な牡蠣養殖業と国際認証について
●海なし県出身漁師未経験から女性漁師に!天洋丸岸本希望トークショー
それぞれ全く違う内容でどのセミナーも有意義なものとなりました。

中でも私が一緒に話をさせていただいた女性漁師岸本希望さんのトークショーはすごく大きな開催の意味があったと思っています。
これまでも人手不足と言われている漁業ですが今後ますますの人手不足で、すでに5年後が心配な漁村が多く存在しています。
私たち漁師.jpはこれまでも女子セミナーを開催したり、女性漁師を受け入れの意識調査を行ったりしてきました。
出展団体をみると女性を受け入れたいと意思表示をしてくる団体が年々増えています。ただ実際に受け入れたことがないのでどう準備したら良いかわからない、といった課題もあります。
のぞみさんのトークショーはこれから漁師になりたいという女性にも聞いていただきたい内容でしたが、女性受け入れを検討している漁業関係者の方にもぜひ聞いていただきたいので、会場できけなかったという方はぜひこちらのYouTubeをご覧ください。

のぞみさんの話している姿を遠くから見守っていた㈱天洋丸の竹下千代太社長にも最後にお話をしていただきました。そして、水産庁の担い手事業担当の女性にも一言いただきました。

まだまだ女性が働きやすい環境ではない日本の漁業ですがここ数年で全国的に女性の漁師が増えたように思います。女性がはいることにより漁村が明るくなったといった声も聞くようになりました。
就業人口が減少していくこれからの時代に女性が活躍できる浜にしていくこともひとつの解決策なのではないかと思い、こうしたトークショーを開催しました。

トークショーを聞いた女性の中には漁師になりたいという夢がある方もおられました。まだまだ女性が働きやすい環境とは言えませんし、そもそも男性からしても厳しい産業です。

それでも「漁師になりたい」という若者が就業支援フェアには集まってきてくれます。
こうした方々が楽しくやりがいをもって続けていけるようにしていきたい…

たくさんの方の力を借りて「より良い漁業」を目指していきたい!
暑い夏の熱いフェアが無事に終わり、また次に進んでいきます。

漁業人材デザイナー 馬上敦子

静岡県立焼津水産高校 中学生一日体験入学のご案内

漁師.jpが先日「船と漁業を知る授業」でコラボした焼津水産高校を一日体験できるチャンスです。


実習船の見学や遠方からの入学者に向けた寮の説明会など充実した内容になっているので、入学を検討している中学生はぜひご参加ください。

~以下、焼津水産高校のホームページから~

【実施日】
 8月9日(金)
 ※開始時間に関しては、こちらで設定して7月末に連絡させていただきます。

【内容】
・全体会(学校紹介など)
・学科説明(在校生からの紹介・実習(授業)体験など)
・寮説明会(希望者のみ)
・実習船見学(予約なし、希望者のみ)
・個別相談会(予約なし、随時)

【申込方法】
 下記のフォームを利用し、中学校名(○○市立○○中学校)、生徒氏名、学年、希望学科(海洋科学科・栽培漁業科・食品科学科・流通情報科のうち1つ)を記載して申し込んでください。

 申込フォーム: https://forms.gle/c5MBV1cFp39TR8YM8

 ★入学を希望する学科について、事前にホームページでよく調べてから申し込んでください。
 ★二つ以上の学科説明を聞くことはできません。もし、二つ以上の学科に興味のある場合は、第1希望の学科で申し込み、第2希望の学科については個別相談で説明しますので、気軽にお尋ねください。

【寮説明会】
 男子寮があります。遠方で通学が困難な生徒の入寮が可能です(ただし、定員がありますので入寮できない場合もあります)。寮説明会への参加希望の場合は、申し込みの際に「寮説明会希望」を選んでください。

【申込締切】
 8月2日(金)まで

水色Tシャツ男性6人は焼津水産高校の先生で生徒思いで熱い皆さんです。
水産業界の皆さんとタッグを組んで水産のまち焼津を盛り上げています。
ぜひ一日体験入学に参加していただき焼津水産高校の魅力を味わってみてください♪

現役高校生が選ぶ漁師の魅力座談会

7月27日(土)に大阪で開催する漁師の仕事!まるごとイベント漁業就業支援フェア会場内ガイダンスブースで

「現役高校生が選ぶ漁師の魅力座談会」を開催します。座談会は公開で行いますので気になる方はぜひ足をお運びください。申込不要です。

漁師.jpが6月15日(土)に大阪国際高校で漁師の授業をさせていただいたご縁から、同校生徒が10人ほど漁師フェアを盛り上げに来てくださることになりました!男子3人女子7人の明るい生徒さんです✨

普段漁師とは無縁の普通高校の生徒たちが、フェア会場に出展した漁師さんと交流し、独自の視点で各ブースがどうしたら漁師を知らない人にもっと魅力を伝えられるかなど意見交換をする座談会を行います。

6月15日に一緒に高校を訪問したくら寿司のスーパーバイヤー大濱喬王様と水産庁労働班結城係長が高校生徒と漁師.jp馬上の座談会という珍しい企画です。

現役の高校生からどんな話が聞けるのか、主催した私たちも楽しみな座談会です。

今回、女子生徒も多く参加いただくことから座談会の前には長崎県の女性漁師 岸本希望さんのトークショーに参加いただき、セミナーを盛り上げていただきます。


★最近、女性漁師が大注目

漁師フェア2024では出展団体のうち約1/3が女性の雇用も視野に入れフェアに参加しています。
コロナ前までは1回の会場で数ヶ所しかなかったことを考えると今後ますます全国の浜で女性漁師が活躍することでしょう。