漁業就業支援フェア 来場者プロフィール
漁業就業支援フェア 来場者プロフィール
(2014年12月20日東京会場 開催結果より)
入退場自由
入場無料
履歴書不要
家族連れ歓迎
服装自由
未経験者歓迎
【年代】(単一回答)
【職業】(単一回答)
【既婚・未婚】(単一回答)
10代~50代まで、漁業就業支援フェアに訪れた来場者の年齢層は幅広く、属性も様々です。全体で見ると、20代と30代で半数以上を占め、平均年齢は34.1歳。現在の職業については、会社員が一番多く(37.9%)、未婚か既婚かでは、未婚の方が65.7%と7割近くを占めています。転職の選択肢のひとつに、漁師を検討している方が多いようですが、新卒でも漁師という仕事を意識している方が年々増えてきているようです。
漁師になりたい気持ちに、年齢も、現在の職業も関係なく、「漁業就業支援フェア」には、毎回大勢の方にお越しいただいています。
【来場者の声】
- 魚が好きなのでフェアに来てみました。将来の仕事を考えるキッカケになればと思っています!」(18歳/高校生)
- 「30歳を目前に転職を考えています。営業職をしてきましたが、これからは自然に関わる仕事がしたいと思い、来てみました」(29歳/会社員)
- 「今日は嫁さんと子供(2歳)と家族3人で、漁師の仕事に関する資料を集めるために立ち寄りました。フェアの様子も垣間見れたのできたので、次はゆっくりと漁師の方々と話ができたらと思っています」(35歳/会社員)
- 「漁師の仕事には昔から憧れていました。3回目のフェア参加になりますが、だんだん仕事のイメージが具体的になってきています。縁があったら転職したいと思っています」(35歳/会社員)
10代~50代まで、漁業就業支援フェアに訪れた来場者の年齢層は幅広く、属性も様々です。全体で見ると、20代と30代で半数以上を占め、平均年齢は34.1歳。現在の職業については、会社員が一番多く(37.9%)、未婚か既婚かでは、未婚の方が65.7%と7割近くを占めています。転職の選択肢のひとつに、漁師を検討している方が多いようですが、新卒でも漁師という仕事を意識している方が年々増えてきているようです。
漁師になりたい気持ちに、年齢も、現在の職業も関係なく、「漁業就業支援フェア」には、毎回大勢の方にお越しいただいています。
【これまで経験した仕事内容】(複数回答)
総合相談ブースでは、「体力を使う仕事を経験してなくても漁師はできますか?」といった相談を時々受けています。参考までに、東京フェア来場者のプロフィールを見てみると、これまでの経験職種で一番多いのは接客業(33.2%)で、次いで営業職系(24.3%)となっています。農林漁業系の仕事に携わった経験のある人は意外と少なく、来場者の多くが漁業未経験者といえそうです。 「漁業就業支援フェア」では、漁師の仕事への理解を深めていただけるよう、数回に渡りガイダンスを開催、また個別相談に応じる総合相談ブースも用意しています。もっと踏み込めば、出展者ブースの漁師のみなさんとの話し合いから、漁師の仕事の現場を知り、迷っていたことがクリアになる人もいるかもしれません。一日体験を用意している出展者もありますから、実際に経験してからじっくり考えるのもアリです。
【来場者の声】
- 「アルバイトをしています。就職をしてやりがいのある仕事をしたいと思っています。それが漁師の仕事なのかわからないけれど、興味があったので来てみました」(21歳/アルバイト)
- 「僕自身は今すぐにでも漁師になりたいけれど、実は家族が反対しています。総合相談ブースで相談をすると、『時間をかけて説得しましょう』とアドバイスをもらい、気持ちが軽くなりましたし、フェアの熱気からパワーをもらったような気もします」(31歳/会社員)
- 「若い時に漁師を経験しましたが、結婚を機に転職をしてシステムエンジニアをしています。子供たちも独立し、もう一度、自分の夢を叶えたくフェアにやって来ました」(55歳/会社員)
【漁業就業に対する考え】
(単一回答)
【フェア参加後の漁業就業に対する気持ちの変化】
(単一回答)
フェアの事前アンケートでは、「今すぐにでも漁師になりたい!」という人は20.7%、近い将来、漁師になりたいという人が21.4%。ここまでのみなさんを「漁師希望者」と位置付けるなら、フェア来場者の半数以上が、「漁師の仕事はまだ検討中」の方々のようです。でも、それでもいいんです。「漁業就業支援フェア」は、漁師という仕事を知ってもらう”はじめの一歩”をバックアップさせていただく場でもあります。
「情報収集をしてから漁師の仕事を考えたい」という方たち(26.1%)のためにも、フェアでは資料を多数用意しています。さらに情報を収集するなら、漁師の仕事について説明してくれるガイダンスへの参加や、総合相談ブースの利用もおすすめです。まずは、「漁業就業支援フェア」の機能を知り、有効に活用してみてください。ちなみに、フェア終了後のアンケートでは、4割以上の来場者から「漁業に就業したいと思った」という感想が寄せられています。そして、このフェアで漁師の仕事に就いた人もいます。
【来場者の声】
- 「釣りが好きですが、それが仕事となると、どうかわからないので、漁師さんに話を聞きにきました。思ってた以上にきつい仕事であることを丁寧に説明してもらい、かえってヤル気が出てきました」(33歳/会社員)
- 「今回は、彼女と一緒にフェアに参加して、漁師さんの話も一緒に聞いてもらいました。僕自身、とても気になる漁師の仕事がありました。これから、そのことについて彼女と話し合おうと思います」(28歳・アルバイト)
- 「営業の仕事をしていて海外に駐在しています。若いときから憧れていた漁師の仕事に就きたくて、今回は帰国した足そのまま来ました。フェアの参加もこれで3回目になります。転職のタイミングをうかがい、いつかは漁師になりたいと思っています」(32歳/会社員)
「漁業就業フェア」の来場者は年齢も職業も目的も様々です。お気軽にご来場ください!
※出展者・現役漁師たちからのメッセージ
◎ 富山県の先輩漁師より(定置網漁業)
漁業就業支援フェアに出展をはじめて10年ぐらいになります。フェアで参加者から「漁師というのはどんな仕事なんですか?」と聞かれれば、正直に「危険、汚い、きつい」と話します。だけどね、驚いたことがありました。漁師の仕事体験で実際に乗船した8割の人が、船からおりて「漁師の仕事ってかっこいいですね!!」と言うんです。一生懸命働いて、魚が釣れて、それがお金に反映されるのを間近に見て、「かっこいい!」と言っているらしいのですが、それを、飛び散った鱗や海草がついた顔をして言うんです。「かっこいいと言うけど、お前、自分の顔を鏡見てみなよ!」と笑いながら返しましたが、とても感動しましたね。そんなふうに思ってくれる若者が一人でも多く漁師になってくれると、漁業にも未来があると感じました。
◎ 佐賀県の先輩漁師より(小型定置網などの漁業)
漁業就業支援フェアで、いつも感じるのは、来場者はいつも真剣だということです。正直、どこまで漁師という仕事に向き合おうとしてくれているのか、最初は半信半疑でした。ですが、とんでもない。私たちのブースに来て、質問をぶつけてくる来場者に、こっちが真剣にさせられています。話し合う際に気を付けているのは、漁師の仕事は甘くないということを、きちんと伝えることです。また、地域性についても話をします。なかには転職するだけでなく、住まいも変わる人もいるわけですから、その土地で生活していく覚悟についても話しあうようにしています。何がポイントで漁業の仕事に就くか、どの親方を選ぶかは、相性で見る部分も大きいかもしれません。通じ合うものがあるかどうか。それは来場者も感じていることでしょう。ある意味、お見合いですから、相手についてしっかり知ること、話し合うことが大事ですね。