漁師.jpスタッフ はじめての漁村暮らし

こんにちは!漁師.jp馬上です。

昨日スタッフ2名の研修報告会をしました。

漁師さんたちと仕事をするのに出張で1度会っただけでなく、もっとゆっくり滞在して見えてくることがあるだろうと、1年目2年目の2人のスタッフに

「1週間ぐらいの漁村研修って行ってみたい?」と聞いたら

2人とも「行きたい!!!」って。

「それなら自分でお願いして計画して寒くなる前に行っておいで!

作業もお手伝いさせてもらって少しでも役に立っておいで!」

とのことで2人ともどこに行こうか吟味し、岩手と愛媛に1週間ほど行ってきました。

自分で受け入れ先を交渉し、研修の目的を決め、研修日誌を付け、報告書とプレゼン資料をまとめ、

昨日は会長への報告会!!

漁村で学んだこと、感じたこと、

寒い中作業もしたし、

船に乗って素晴らしい景色も見て、

たくさんの方にヒアリングした内容を

コピペではない一からの作業で人に伝える。

こうした一連の業務をする練習でもありました。これからの漁師.jpを支える人材として。

最初に、彼女たちに伝えたのは、うちの団体はいつなくなるかわからない。

私を含めスタッフは1年契約。補助金がなくなったらみんな失業です。

その時になにもできませんではどこにもお嫁に出せません。

そしてそのお手伝いができなかったら管理者である私はあまりに無責任。こうした経験の全てがスキルアップに繋がっていくんじゃないかと思っています。

この状況、不安定といえば不安定だけどぬるま湯よりは本人のためになるのかもしれないと何事も前向きに思考です。

私自身も、出張でバタバタと行って帰ってくることが多く、若いころに「漁村」を知るための研修をしたかったということもあり、彼女たちにはまだ経験の浅いうちにこうした経験をさせることについて、会長からも了解をいただきました。

たった1週間ではあるけれどはじめての漁村暮らしは凝縮した時間となったようです。

昨日の報告会では2人とも期待を上回るプレゼンをしてくれて会長もびっくりしていました。

「来年もまた行ってきたらいい。こうした経験を業務に大いに活かして欲しい」と言っていただけました。

得るもの感じるものは東京の机に座っている時間の数十倍だったと思います。

早朝から操業に同行させていただいたり、何ヶ所も見学できるよう車を出していただいたりと漁師.jpの活動にこうして協力してくださる方々がいらっしゃることにも感謝しています。

岩手県漁業担い手基金高橋様、えひめ漁業担い手確保促進協議会渡邊様ほか現場で受け入れてくださった皆様 本当にありがとうございました。この経験を今後の業務に活かし恩返ししていきたいと言っていました。

研修したスタッフからの報告は後日お喋りnoteにアップされるのでぜひお読みください。

プレッシャーだったプレゼンから解放されたら忘年会!!

ここでもまさかの釣り(笑)釣れなきゃ食べられないプレッシャーはつづく。。。

その様子はstudio漁師.jpでアップします。今年一番の動画が撮れて満足な私。

漁業人材デザイナー馬上敦子