「漁師の日」登録の経緯

7月第3週月曜日を「漁師の日」とすることを、一般社団法人日本記念日協会様に申請し登録認定をいただきました。

今年で20年目となる漁業就業支援フェアですが、これまで長い年月をかけてイベントの告知などを行ってきたこともあり、コロナ以前の東京フェアには最高で450名もの来場者が来てくださいました。残念ながらコロナの影響を受け、イベントの来場者が激減してはいますが、出展漁業者の多くが、本気で漁師になりたいという若者がきてくれるので、それでも就業支援フェアを開催する意義はある!と声をそろえて言って下さり、とてもありがたかったです。

ただ主催者としてはそんな皆様の声に甘えてばかりはいられず、来場者を増やす努力をしなくてはならないところ。ふんだんな資金があればテレビCMなど打つ手があるのですが、当然そんな資金はなく、それどころかPRに使える予算も減っており僅か…。これでどうやって人を集めたらよいのか正直とても苦労しています。

そんなこともあり思いついた、「漁師の日」を作ること。毎年この日に必ず就業支援フェアを開催することで即効性はなくても少しずつ世の中に認知していただけるのではないか。もしかしたら私たちの知らないところで、「今日は漁師の日なので漁師になれるイベントがあるらしい」ってことを発信して応援してくれる人がでてきてくれるんではないか!地道な取り組みにはなりますが、できることを一歩ずつしていくのが漁師.jpの今までのやり方です。

もう一つの想いは、海の日の祝日と重ねることで漁師の皆さんにも家族とゆっくり過ごせる日になってほしい。

そんな思いで「漁師の日」を登録をしました。

登録後、多くの漁師さんや漁業関係者から「素敵な取り組みです」といったお祝いの言葉をいただいたのが何よりもうれしかったです。そしてまだ少しではありますが、漁師.jpと今までご縁のなかった方が漁師の日についてSNSなどで発信してくださっていました。これも本当にありがたいことです。

来年はもっともっとたくさんの方に応援していただき発信いただけるよう、今まで以上に皆様に賛同いただける活動をしかなくてはと思いました。

次回のお喋りnoteで7月18日(月)に開催した漁師の日記念セレモニーの様子をご報告します。

すべての漁師にリスペクトを! 漁業人材デザイナー 馬上敦子

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