「漁師ってなれるんだ!」を普及するゼミ 神奈川大学 久宗ゼミに潜入

今日は神奈川大学での漁師の仕事!知る授業

「漁師ってなれるんだ!」を普及するゼミ
と勝手に命名し1時間40分、大学3年生と楽しい時間を過ごさせていただきました。

こんな機会をくださった久宗周二教授!!
10年間、漁師.jpで実施している漁船の労働安全事業にご協力いただいて、国交省の委員なども歴任されている方です。
なのに気さくで漁師大好き!
生徒情報だと工学部の中でも人気ゼミだそう。

皆さん、漁師には全く興味がないと言いつつ、私の漁業クイズにもちゃんと答えてくださり、漁師の社会的役割や私たちの活動もしっかりお伝えし聞いていただきました。

参加したゼミ生の漁師のイメージは決して良くない。

「お給料が不安定」「資源がいなくならないか心配」

「きつそう」「危険そう」「休みがなさそう」

「同世代がいなそう」

私「みんながそういうイメージなのをどうしたら漁師を増やしていけるかなあ?」って相談してみたところ一人の生徒が堂々と挙手してくれました。

「悪いイメージもあるけど、それよりも船に乗って楽しい経験をしたり、獲った魚を漁師さんと食べたり、そのあと一緒にお風呂に入ったり。悪いイメージ以上に楽しい経験ができれば変わるんじゃないか。」

こんな意見をくれました。

私「そうだよね。悪いイメージを上書きするだけの良い経験ができればいいんだよね。久宗先生も一緒に出張に行くと、仕事が終わってから食べるお刺身とお酒で疲れが吹っ飛んでるしね。それだよね大事なのは!!」

今の都会の子は忙しくて、そういう経験をすることはなかなか大変だけど、本当にそうなんだと思います。そして、こうして漁師のことを一緒に考えてファンを作ること。大切なんだと思います。

ゼミ中、一番前に座ってくれていた生徒さん、なんとびっくり中学の同級生の息子さんでした!!こんな偶然てあるんですね。これもご縁ですね!白楽駅までの帰り道、大学生活や就活のこと、色々お話してくれて、今日のゼミは楽しかったからまたきてくださいって言ってくれました💕

みんな納得の行くところに就職してくれたらいいですね。そして漁師を応援してくれたら嬉しいなあ。

理系のゼミ生に漁師になろうってゴリゴリ話してもドン引きされるだけなので、控え目にお話していたら、最後に久宗先生が漁師の魅力を饒舌にお話してくれました。漁師はみんないい人だ、と。

嬉しいではないですか!!また呼んでください!!

漁業人材デザイナー 馬上敦子