この度、漁師.jpは7月第3週月曜日を「漁師の日」として一般社団法人日本記念日協会に申請し、認定をいただきました。
登録の目的
食料の安定供給が大きな課題として注目される中、日本は世界的にも豊富な水産資源を有し、また世界の海でも漁業を行っています。その水産資源確保の担い手である漁師の人数は年々減少しています。漁師の後継者が減り、高齢化も進んでおり、近い将来、水産資源の確保が人的に難しくなることが心配されます。そんな中、「漁師になることが子供のころからの夢でした」「一度きりの人生、好きなことを仕事にしたい」と目をキラキラさせてチャレンジする若者に出逢い、そのたびに我々が励まされています。
漁師.jpは、漁師の担い手確保育成を目的に2012年1月に設立され、「漁師ファースト」をモットーに、漁業就業支援フェア(漁師と漁師希望者のマッチングイベント)や漁師就活セミナー、水産系高等学校等での漁業ガイダンスの開催等、様々な取り組みを通じ、漁師の担い手不足の解消に取り組んでいます。それと同時に、漁師になる夢を叶えた若者が、長く働き続けられるよう種々の対応をしています。
海の日と同日の7月第3週月曜日を「漁師の日」とすることで、より多くの国民の皆様が、漁師という職業をリスペクトし、チャレンジする若者が増えることを期待しています。
日付の由来
漁師にとって海は生きる舞台です。その海の記念日である「海の日」と同日を「漁師の日」とすることで、広く社会に普及するよう、また、国民の祝日と合わせることにより、漁師にとっては家族と共にゆっくり過ごす日となることを願い、この日にしました。
「漁師の日」のイベント企画
漁師.jpでは平成14年より毎年不定期で、東京、大阪、福岡などで漁業就業支援フェアを開催してまいりました。記念日認定を機に、毎年漁師の日に東京等で当フェアを開催いたします。
「漁師の日」記念セレモニーの開催について
2022年7月18日(月)に東京都立産業貿易センター浜松町館にて開催予定である漁業就業支援フェアの開始前に、当日出展される漁業関係者の皆様とささやかなセレモニーを開催し、後日動画配信する予定です。