こんにちは!漁師.jp馬上です。
3月6日から二日間にわたり開催された第29回全国青年・女性漁業者交流大会の会場にお邪魔させていただきました。
こちらには地方大会を勝ち抜いた漁業者さんが集まり、自身の日頃の活動を発表し農林水産大臣賞や水産庁長官賞などが選ばれる漁業者の甲子園と呼ばれるイベントです。
主催者である全漁連様のご厚意でこれまでも何度か会場内に漁師.jpオリジナルTシャツを販売する機会をいただいてきました。
今回は「能登半島応援プロジェクト」を実施させていただきました。
グッズ販売もしつつ、全国から集まる漁業者様のプレゼンをお聞きできることが実はとても勉強になりありがたい機会です。
会場が5部屋に分かれているので全部の発表を聞くことができないのが残念ですが、私たちの活動に関連するところをいくつか聞かせていただきました。
毎年、聞かせていただいた発表の中で、いくつかの団体の方が漁師.jpのことをプレゼン内容にいれてくださっていることに驚きます!!
これを見ると私たちに求められる役割は本当に大きいのだなと身が引き締まります。
今回参加された中に、漁師.jpサポーターでいつも私たちの活動に真っ先に協力してくださる、長崎県雲仙市の天洋丸さんがいらっしゃり見事に農林水産大臣賞を受賞されました。
コロナ禍に「1年だけ寄り道する時間があってもいいのではないか」と1年漁師を募集した活動。
そこに参加した3名のうち2名が女性であり、これまでにない雰囲気とアイディアが漁村を明るくしたように思います。
審査員の先生からも絶賛するお言葉がありましたが、傍聴していた方から「これはすごい!」といった声が私のところにも聞こえてきました。
天洋丸ファミリーにいつも支えられていることもあり、部外者の私もうれしくとても誇らしかったです。
天洋丸の皆様!本当におめでとうございます!!
本日、気仙沼向洋高校の生徒からもプレゼンがありました。
たくさんの大人を前に高校生とは思えない研究内容と3人の息の合ったプレゼンが素晴らしかったです。
さて、能登半島応援プロジェクトには、今回も元スタッフの青木さんにお手伝いにきていただきました。
グッズをご購入いただきご協力いただいた方の中には「毎回ここでTシャツ買って着ているよ」と言ってくださる方も多く、嬉しくなります。
漁師.jpは非営利団体なのでグッズ販売をして利益を得ることが目的ではなく、全国の漁師さんにTシャツを着ていただき漁師.jpという団体があることを知っていただくことを目的にこうした活動をしています。
「儲けもないのにこんなことして何になる?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、毎回喜んで買ってくださる漁師さんがいらっしゃることはそれだけで私たち自身も励まされ、今回はそれに加えて、能登半島の支援に繋がるというのだから気合も入いるスタッフです。
昨年は、交流大会の翌日、全国漁青連の方々が漁師.jpのTシャツを着て自民党との勉強会に参加されたという記事が水産経済新聞に掲載されていて驚きました。
今年も皆さんが買いに来てくださり、「今年も着ていきますよ!」と言ってくださっていました。
会場内には漁船海難遺児育英会様の募金もあったので、私たちスタッフも気持ちをチャリン!
どんな活動でもみんなが力を合わせていくことで大きな力になると信じています!
参加された漁業関係者の皆様お疲れ様でした。
会議やイベントでお会いした方などたくさんの方にお声がけいただき楽しい二日間になりました。
改めて、JF全漁連様 このような機会をいただきありがとうございました。
漁業人材デザイナー馬上敦子