漁師.jp馬上です。2023年も無事に業務を終えることができました。
思い返すと、7月に開催した漁業就業支援フェアにはコロナでしばらくお会いできなかった地方の方々が出展くださったり、新たな出会いがたくさんありました。
これまでお会いする方の多くは漁師さんや漁業関係者でしたが、今年はオンラインセミナーや広く進路相談に応じてきたこともあり、漁師になりたいという方々とお話をする機会が増えました。
また、意外だったのは、漁業と直接は繋がりのない若者や社会人の方が話を聞きたいと目黒の事務所に来てくださったり、オンラインで話をしたりという機会があり、世界が広がったように感じます。
いずれにしてもたくさんの方が漁師jpの活動に理解を示してくださり、手を差し伸べていただけたこと。本当にありがたかったなとしみじみ思う年の瀬です。
ここ数日、年明け2月に開催する漁業就業支援フェアのPRのため、YouTuber小豆島の漁師はまゆうさんに色々相談させていただいています。
「漁師になりたい!」という方に話を聞いてみると、
「子供のころテレビで漁師の番組をみてやってみたいと思った。」とい話をよく聞きます。
そしてここ数年は、「YouTubeで漁師をみてかっこいいな、やってみたいなと思った。」という方が増えました。
写真は12月27日に配信された「遠洋漁師になるって夢を叶える動画っ」
そんな中でも75万人のフォロワーがいるはまゆうさんが、漁師の仲間を増やしたいと、漁師jpPRパートナーとして私たちに協力してくださっていることは鬼に金棒です。
2月のフェアのPRに使わせていただく動画の提供を依頼したところ、その日のうちに、YouTube用に撮影した動画をまるっ400ファイルぐらい送ってくれました。
PCにある動画全部送ってくれるところ、さすが漁師です(笑)
撮影に行く時間も予算もない私たちには本当にありがたい話です。
いただいた全動画を確認しました。その日のうちには終わらず深夜12時をまわってしまいましたが、使う動画を選んで制作の方にバトンタッチ。なんとか年内のデータ納品、間に合いました!
今までやったことがないPR、2024年はチャレンジします。
「そこに網仕掛けないでどうする!!」というベテラン漁師の声が聞こえました。
うまくいくかどうかわからないけど、やらないで怒られるよりやって怒られた方が次に繋がると思い決めました。
素材である動画を観ていて、行ったことのない小豆島に行った気分になり、そこで苦労している漁師さんたちの暮らしを想像し、いただいたこの動画をただのPRの素材にする訳にはいかないという気持ちになりました。
翌日、使わない動画をこのまま削除するにはあまりにもったいないから使わせて欲しいと私の希望をはまゆうさんに伝えると、「全部オッケーです」と快諾いただきました。
まずは年明けに横浜市の中学校でさせていただく授業の中で、はまゆうさんの動画使います!!
小さな魚を逃がしているシーン、お腹に卵がいるワタリガニを海に戻してあげるシーン…こうした姿を子供たちに伝えるのも私たちの大事な役目であり、それがYouTubeでみているはまゆうさんであることはきっと子供たちの心に刺さると思います。
そこから漁師になるかは別として、漁師という職業を応援してくれて未来に繋がると信じています。
漁師.jpのふたりのスタッフは11月に1週間行ってきた漁村研修を通じ、色々感じたようですが、私は年末の締め切りが迫る中、8時間視聴したはまゆうさんの動画で1週間分ぐらいの何かを得ました。
まだまだ未熟な私たちスタッフですが、私たちの活動が少しでも全国の漁師さんのためになれば!
いつもそんな話ばかりしている漁師.jpです。
本年は大変お世話になりました。
皆様、美味しい国産の海産物をいただき、良いお年をお迎えください。
2024年もどうぞよろしくお願いいたします。
漁師.jpスタッフ一同