「漁村の当たり前は、都会の憧れ」漁村女性セミナーに参加させていただきました。

こんにちは!漁師.jpの馬上です。

イベントラッシュで、息つく暇もなく3月が始まりました。

3月4日、永田町(ビジョンセンター赤坂)で開催された「令和7年度漁村女性セミナー」に講師およびパネラーとして登壇してきました。
主催:公益社団法人全国漁港漁場協会

テーマは、

「漁師の未来を繋ぐ若い漁業者や漁村の担い手づくりに向けて ~女性の参画と女性の視点からの発信~」

全国から漁協の女性役員の方々が集まる貴重な場に、私ごときを呼んでいただき本当にありがたいです。

私は今回、『「3K」を越えろ!漁師の未来を繋ぐ「安心・安全」の意識』というタイトルでお話しさせていただきました。以前、お喋りnoteに書いた内容を漁港漁場協会の方が読んでくださりお声がけいただきました。
以前の投稿はこちら▶【the働き方改革】「3K」を越えろ!漁師の未来を繋ぐ「安全・安心」の意識

漁業界はまだまだ男性社会。その中で女性が中心となるセミナーへの参加は私にとっても新鮮で、登壇者の皆さんは本当に素敵でした。 愛媛大学の後藤理恵教授、ファシリテーターの李銀姫准教授、そして中讃西部漁協の志摩由紀子組合長。

スタイルは違えど、皆さんに共通しているのは、底知れない「漁業への愛」です。

漁村を訪ねるたびに思いますが、女性たちは本当に男前で、そして温かい!

男性社会の中で、不甲斐ない思いや紆余曲折を乗り越えてきた方も多いと思いますが、皆さんとっても明るい!

元オタワ市長の言葉に「女性が男性と同じように評価されるためには、男性の2倍有能でなければならない」というものがあります。

水産の世界を見てきた私の実感は「2倍」では足りず数倍の努力と、「運」が必要だと思います

厳しい環境でも、漁村を守り、文化を繋いできた女性たちの力。

もっと女性の意見がとおり、活躍できる環境が整えば、漁業はもっと柔軟で、もっと魅力的な産業に変わるはず。そんな風に思う一日でもありました。
講演の後には立食の懇親会がありました。そこでも女性陣のコミュ力には圧倒されます。みんな笑顔でめちゃめちゃ楽しそう!

ちゃっかり、漁船海難遺児育英会さんもお誘いして漁師.jpオリジナルグッズの販売と募金活動もさせていただきました。

こうして、私はいつも女性スタッフに支えられています。

パネルディスカッションで、ファシリテーターの李さんから「今、叫びたいことは?」という問いかけがありました。私が叫んだのは、

「漁師の常識は、世間の非常識!」

良い意味での「非常識」もありますが、今の時代に合わせた意識改革が必要な部分も多々あります。

私が叫んだ言葉。

「漁村の当たり前は都会の憧れ。昔から変わらない漁村の良さを、これからも大切にしてほしい」

皆さんが当たり前だと思っている豊かな自然やコミュニティは、都会の人にとっては「宝物」です。
これからも大切に守って欲しいなと思っています。

そして、荒波の漁業界でもがく女性たちに寄り添い、共に歩んでいきたい。

こんな素敵な機会をいただいた公益社団法人全国漁港漁場協会の皆様、本当にありがとうございました!

漁業人材デザイナー 馬上敦子