底曵き網漁の基本は、海に投げ入れた網を船でひいて水揚するというものだが、その漁法には3つある。
北海道から千葉県の太平洋側で多く行われている「1そう曵きトロール(板曵き)」は深いところでは水深1,500メートルくらいに網を入れ、主にスケトウダラ、ホッケ、カレイなどをとる。
同じ1そう曵きでも「かけ回し」は、深いところで水深600メートルほどで、網の一方をブイでつなぎ、それを支点に網をめぐらせて引っ張るというものだ。日本海側に多く、エビやズワイガニ、カレイなどをとっている。
また、2そうの船で網をひく「2そう曵き」は四国や山陰に多い漁法で、大陸棚200メートルより浅いところでタイ、エビ、カレイなどをとる。