カツオの南下、北上に合わせて操業を行い、漁場に合わせた港で水揚げをする。
漁の方法は「遠洋カツオ一本釣り」と同じであり、手で針をはずすのではなく、頭上に跳ね上げた勢いではずす「跳ね釣り」という方法。できるまでには3年くらいの修業が必要。
カツオの魚群を探す際には電子機器を使用するが、カツオは他の生物や漂流物に群れる習性があり、クジラに付くものを「クジラ付き」、鳥の群れに付いているものを「鳥付き」と呼び、これらを目印として利用する。
漁場には数時間~1日程度で到着し、釣り上げは10分~1時間程度の短時間を繰り返し行う。カツオの群れに、生きたカタクチイワシを投げ入れ、さらに船からバシャバシャと散水し、エサの小魚がたくさんいるように見せる。
釣り上げたカツオは冷凍ではなく冷却水に漬けて保管し、鮮度を保ったまま適宜港へ戻り水揚げを行う。水揚げが済むと次の出漁準備をし、同日には再び漁場へと向かう。航海のサイクルは2日から7日ほど。