ご提示いただいたYouTube動画は、同じく「漁師ナビ」の企画『知ってる?漁師の魅力 #2』で、三重県鳥羽市石鏡町(いじかちょう)で「海女」と「フォトグラファー」の二足のわらじを履いて活躍する大野愛子さんのインタビュー動画ですね。
こちらも検索から得られた発言内容や背景をもとに、プロのコピーライター視点で魅力を引き出した「インタビュー記事風」に構成しました。
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【インタビュー】東京から移住して海女&フォトグラファーに!「二足のわらじ」で実現した自由で豊かな働き方
「海に関わる仕事がしたい」——その夢を叶えるため、東京から三重県鳥羽市石鏡町へ移住し、現在は「海女(あま)」と「フォトグラファー」という異色の兼業スタイルで活躍する大野愛子(おおの あいこ)さん。
自然を相手にする過酷な世界でありながら、「今が楽しくてしょうがない」と語る彼女に、未経験から飛び込んだ海女のリアルな日常と、そこから見えてきた自由な働き方についてお話を伺いました。
ーーまずは、東京から移住して「海女」になったきっかけを教えてください。
大野さん: 私は東京生まれ・東京育ちですが、子どもの頃から海が大好きで大学でも海洋学を学んでいました。将来は「海に関わる仕事」がしたいと思う一方で、父がカメラマンだったこともあり「写真もやりたい」と考えていたんです。
そんな時、インターネットで鳥羽市石鏡町の『地域おこし協力隊』の募集を見つけました。海女として働きながら、地域の様子を発信する仕事ができると知り、「海」と「写真」、夢だった両方の仕事ができる!と思い切って応募し、移住を決意しました。
ーー実際に海女として働いてみて、どのようなスケジュールで動いているのでしょうか?
大野さん: 漁に出る日は、朝7時に海女小屋に集合して、8時半過ぎから海に潜り始めます。1回の潜水時間は75分ほど。その後1時間休憩を挟んでからもう1回潜るので、1日に海に入るのは2回ですね。
午後からは採ったものを市場へ持っていき、午後3時前には海女としての仕事は終わります。その後はフォトグラファーの仕事をしたり、次の日の漁に備えて夕方にはご飯を食べて夜8時には寝るなど、体を休める時間を大切にしています。
ーー自然相手の厳しいお仕事かと思いますが、海女の最大の「魅力」は何だと感じていますか?
大野さん: 一番は、フレキシブルで「自由な働き方」ができることです。海女はみんな「一人社長(個人事業主)」のようなもので、誰かに言われてやる仕事ではありません。すべて自分で決断して成果を出すスタイルが、私にはとても合っていました。
収入も、自然相手なので1日10万円稼げる日もあれば2000円の日もありますが、トータルで見れば東京で働いていた頃よりも稼げるようになりましたね。それに、まるで森のように海藻が生い茂る美しい海に潜り、獲れたてのアワビなどをその場で食べられる食の豊かさは、この町ならではの特権です。
ーー最後に、フォトグラファーとしての活動も含め、今後の目標を教えてください。
大野さん: 石鏡町の海女さんはベテランが多く、最高齢は86歳という方も現役で潜っています。海の中の現状を一番よく知っているのは海女であり、「海女がいなくなる地域は、海もダメになっていく」と思っています。
この素晴らしい海女文化や、海女がいる町の風景を絶やさないためにも、自分の写真や動画を通じて海外も含めたくさんの人に魅力を伝えていきたいです。それがきっかけで、海女に興味を持ち、新しく挑戦してくれる人が増えたら嬉しいですね。
【編集後記】
「宇宙人が来た!」と最初は驚かれながらも、海への純粋な愛と情熱で地域に溶け込んでいった大野さん。海女という伝統的な職業を「個人事業主としての自由な働き方」と捉え直す視点は、現代の私たちが求める「豊かなライフスタイル」のヒントに溢れていました。海を守りながら、カメラ越しにその魅力を世界へ発信する彼女の挑戦は、これからも続いていきます。